内痔核は、脱出の程度によりI~IV度に分類されます。また、激しい痛みを伴う痔核としては、「血栓性外核痔」と「嵌頓(かんとん)痔核」があります。詳しい治療法については次のページをご覧ください。 分類 主な症状 主な治療法 内 痔 核 I 度 痔核の脱出はない。 痛みはなく、排便時に鮮血を出血することが多い。 保存療法 II 度 排便時に脱出するが、自然に戻る。 外来処置 III 度 脱出して、指で押し込まないと戻らない。 手術療法 IV 度 指で押し込んでも戻らず、出たままの状態となる。 粘膜がしみ出て下着が汚れる。 手術療法 激 し い 痛 み を 伴 う 痔 核 血 栓 性 外 痔 核 肛門の周辺に血栓(血の塊)が作られたもの。 皮膚が破れて出血することがある。 保存療法 嵌 頓 痔 核 痔核内に血栓が多くでき、嵌頓状態(脱出して腫れ、戻らなくなる)となったもの。 保存療法 前のページへ | <痔の知識>目次へ | 次のページへ